ファザーファッカーとダンシングマザー
内田春菊さんのファザーファッカーとダンシングマザーを読んでて養父や義兄弟の事、実の母の事を思い出した。
ファザーファッカーほどの環境では無かったし、当時はこんなもんなんだろうとしか思って無かったけど大人になってみるとおかしかったんだなと思う。
ファザーファッカー冒頭にでてくる私はかつて売女で母は売春宿の女将さんだったという言葉が私にはとてもしっくりきた。
絶縁前私の事を売女と罵った母
しかし私を売女にしたのは母だったなと
母の再婚で養父と義兄弟が2人
養父からは生理が来たかどうか問われたり
体を舐めるように見ながら胸が大きくなっただの言われた、私が養父に反抗的だからだと母に責められたがそんな養父に反抗的にならない理由がどこにあったのか、私はそれをニコニコしながら受け止める必要があったのか。
下着が消えるのは私の日常
夜中布団に潜り込んでくる義兄
鍵のない自室
年頃の女の子に年頃の男兄弟
セクハラ発言が普段からおおい血の繋がらないオジサン
家で何が起こっているかなんて大人なら簡単に想像がつくと思う。
それを私がいやらしいからだと罵る母
私もここでは売女でいなくてはいけなかったのだろうか。
私に捨てられたと言っている母
旦那は私には思いやりがないとよく言うが
むしろこの生活で培われるものだろうか
寧ろあなたは思いやりが持てる教育を享受できて良かったわねとしか思えない。
そもそも自分に思いやりがあると公言できるのが凄い事だし思いやりある人間は思いやりが君にはないねと言うものかは分からないけれど
私もきっと売女の顔をしているのだろう